2013年02月03日

ウイーン少年合唱団 新しいコンサート会場

毎週日曜の朝、王宮礼拝堂でおこなわれる、ミサにはたくさんの観光客が訪れます。

そのお目当ては、かわいいセーラー服に身を包み、天使の歌声と呼ばれる美しい声で、讃美歌を歌う「ウイーン少年合唱団」なのです。1498年皇帝マキシミリアン1世によって、創立された、この合唱団は、現在10歳から14歳の少年約100名が所属しており、4つの組に分かれて活動しています。彼らは、日曜のミサに参加するほか、各組ごとに世界各地へのツアー遠征にでたり、国立オペラ座やフォルクスオーパなどのオペラに参加したり、ウイーンフィルとの合同公演を行ったりと、忙し過ごしています。彼らは、ウイーン2区にあるアウガルテン宮殿の宿舎で生活し、そこには、合唱団のための学校もあります。そして、このアウガルテンの公園に、2012年12月 新しく最新音楽舞台装置の備わったコンサート会場「ムートMuth」が誕生しました。この建物は、バロック様式の建造物とモダンな雰囲気の新しい建物が融合しており、約400席の客席があります。ここでは、ウイーン少年合唱団のリハーサルが行われたり、子供向けのオペラが開催されています。そして、5月6月の毎週金曜日夕方(17時30分から19時30分) ここで、「Friday Afternoons」と称したウイーン少年合唱団のコンサートが開かれます。このチケットが2月1日から発売となりました。この機会にぜひ、少年たちの澄んだ歌声を聴いて、心の癒されるひと時を体験してください!

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