現地スタッフより
ダンスレッスン
先日、エルマイヤー・ダンススクールで、日本語レッスンをご担当していらっしゃる鈴木多美子先生宅で開かれる、恒例のお茶会「Tamikos Teegesellschaft」にお招きをうけ、おじゃましてまいりました。
鈴木先生の明るいお人柄を慕って、さまざまなお友達が気軽に集まり、楽しい話に花を咲かせます。
鈴木多美子先生は、もともとはピアニストとしてウィーンで活躍していらっしゃいましたが、ご体調を崩し、健康になるために始められた社交ダンスに魅せられたそうです。その後ご健康を取り戻し、競技ダンサーとして、ダンスパートナーのヨハネスさんと、今でも競技大会を目指し、ダンスレッスンを重ねていらっしゃいます。お部屋には何十個もの競技会受賞トロフィーがところ狭しと並べられていました。
「ダンスをすると、まず、姿勢がよくなり、健康になります!とても楽しいですよ。皆さんにも是非お勧めします。」と、鈴木先生。
ウィーンでも冬になると、各所で大小含めて数百のバル(舞踏会)が開かれます。各学校でも、シュールバルなんていうのもあるくらいで、うちの息子も高校生の時参加しました。
そういえば、その昔、私が大学生の頃には、「ダンパ」と呼ばれる舞踏会もどきが東京でもよく開かれていて、友達と何度か行きましたが、「ダンパキラー」といわれる、ダンスの名人が必ずいて、ラテンダンスになると、腰を振って近づいてきたりして、、、、なんていう思い出があります。前に、会社で「ダンパ」という言葉をきいた社員が、「古~いですねえ。今、その言葉はもう死語です」と言われてしまい、年がばれてしまいました。
「でも、鈴木先生、私の夫はダンスができないし、やる気もないので、相手がいないんです」というと、「女性同士でも組んで練習できますから大丈夫ですよ。基本は同じですから。」と、私が男性側になって、鈴木先生と基本の組姿勢をちょっぴり教えていただきました。会社の同僚と女性同士でレッスンに行きましょうか?でも、できることなら誰か格好いい男性と一緒に組んで踊りたい。
上の写真は、鈴木多美子先生と、ヨハネスさんが、2012年2月21日に、ホフブルク王宮で開かれた、エルマイヤーダンススクール主催の舞踏会、エルマイヤークレンツヒェンで、タンゴとワルツを披露なさったときのものです。素敵ですね。鈴木先生は、なんと、ダンスの衣装は、すべてご自身でデザインし、縫い上げるそうです。白い妖精のようで、とても綺麗。
下記のビデオは、鈴木多美子先生のご友人がユーチューブにそのときのダンスをアップしてくださったそうです。是非下記のリンクをクリックしてご覧ください。